MARGINAL#4のアニメが始まったね、というお話
我らがRejetの一大キラーコンテンツ、銀河の果てまでKissを届けるアイドル、MARGINAL#4がついに、2017年1月12日にテレビ放映でデビューしました。
タイトルは『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』。
一話を先行上映で見た私は、本当に本当に素晴らしいアニメになっていて、たとえこの後の二話以降がどんなに評価の低いものになろうとも、この一話、あのデビューライブシーンからの一連の流れだけで、彼らは十分に私たちに応えてくれた。DVD・BDの全巻を揃えよう、そんな決意をしました。
ところで、そんなMARGINAL#4(以下、マジ4)……と、先輩ユニットであるLAGRANGE POINT(以下、ラグポ)、まだアニメには出てきていませんが、後輩ユニットであるユニコーンJr.(以下、ユニコ)の歌い上げる「曲」、みなさま、どこから、どれから聴けばいいの?
そんな感じではないでしょうか。
どんな曲があり、どのCDを買えばいいのか。
ひとまずまとめておすすめが出来るような記事を書こう、というのが今回の主旨です。
さて、彼らについて少しだけ大枠のお話をしますと、マジ4・ラグポ・ユニコの所属している事務所は「ピタゴラスプロダクション」と言います。
ピタゴラスプロダクション(以下、ピタプロ)に所属するアイドルは「ピタドル」とまとめて呼ばれています。
ピタドルたちに提供される曲は、Rejetの名物代表取締役、おなじみ岩崎大介氏の歌詞×ハイキックエンタテイメントの看板作曲家MIKOTO氏のメロディ(とコーラス)によってすべてを賄われています。
CD一枚ごとに大まかな「テーマ」が設定されているので、これはどんなテーマなのかな、と思いながら聴くのも楽しいと思います。
ではでは。せっかくなのでさくさくとCDを紹介していきます。
どのCD・どの曲も、素敵な曲になっています。そして、ピタドルたちは四年間の間でたくさんの、本当にたくさんの曲を私たちに与えてくれました。今からピタドルのファンになっていきたい皆様にも、きっと好きな曲が見つかるはず。
この記事ではマジ4名義で発売されたCDをまずはご紹介します。
マジ4の曲は現在、すべてがBESTアルバムとして収録されていますので、購入はそちらからどうぞ。
1st~3rd=STAR CLUSTER
4th~5th=STAR CLUSTER2
6th~9th=STAR CLUSTER3
にそれぞれ収録+どのアルバムの2曲の新曲が追加されているお得盤です。
MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER」(アトム・ルイ・エル・アールver)
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV: KENN),野村アール(CV:鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: CD
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MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 2」(アトム・ルイ・エル・アールver)
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV:KENN),野村アール(CV:鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet株式会社
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: CD
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MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 3」 アトム・ルイ・エル・アールver
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV:KENN),野村アール(CV.鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: CD
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1st『100万回の愛革命[REVOLUTION]』
すべてはここから始まった、マジ4のデビューシングル。
圧倒的に冗長な前奏、左右から迫りくるリップ音、歌詞カードは難解なルビの乱舞。
記念すべき初めてのRejet Fesのためだけに誕生した超新星たちの歌う曲は、Rejet Fesのテーマに相応しく我々を『革命』してくれました。
設定では彼らは17歳、17歳に、デビューで、こんな歌詞を歌わせてもいいのか? と思ったのがまるで昨日のことのようですが、曲はとびきりの素敵なのです。
アニメ冒頭のライブシーンは表題曲である『100万回の愛革命[REVOLUTION]』。
アニメを見た方には1曲目は言わずもがなでしょうが、2曲目ではアトム・ルイ、3曲目ではエル・アールのデュエット、そして4曲目は再び四人曲に戻ります。
試聴をそっと置いて参りますね。
2nd『LOVE★SAVIOR』
2月のデビューからの人気・評価が高く、Rejet Fes限定とされていたマジ4の2ndが発売されました。それが『LOVE★SAVIOR』、通称ラブセバです。
こちらのテーマは『救世主』。そして、夏と宇宙。歌詞カードは宇宙航海図テーマでした。
4人曲、アトム・ルイデュエット、エル・アールデュエット、4人曲、といったように構成は1stと似た雰囲気になっています。1stが好きな方は2ndもきっと好きになれるはず。
こちらもまずは試聴をどうぞ。
3rd『MASQUERADE』
通称マスカレ。こちらはそれまでの2枚とがらりと雰囲気を変えた曲調になっており、デュエットの組み合わせもアトム・アール、ルイ・エルとなっています。
テーマは『仮面舞踏会』、転じて魔法の世界、オズの魔法使い。歌詞カードは大陸地図でしたよ。ちなみにこのCDは曲ごとにロゴがあって最高にかわいかったので缶バッジが欲しいですRejetさん。
3rdでは「つらいとき、かなしいとき、不遇なときは魔法のような夢を見せてあげる。きっと乗り越えられるよ」と彼らが言ってくれているようで、本当に励まされたなあと思います。
こちらももちろん視聴があります。
ここまでがBESTアルバムの1枚目に収録されています。
4th『CHU CHU LUV❤SCANDAL』
このCDが発売した時点で、マジ4の先輩であるラグポの発表がされており、表題テーマも『スクールロック』と、若さとポップさを押し出したものに。通称はちゅーちゅーです。
デュエットはアトム・エル、ルイ・アールとなって、一周を終えました。
こちらのCD、表題のちゅーちゅーのキャッチーさはもちろんなのですが、実は4曲目のオオトリ『愛パラドックス』に向かって盛り上がる構成になっています。愛パラは燃えさかり炎上するほどの愛をテーマにしていますが、1曲目ではキスで潤い、2曲目はジュース、3曲目はハリケーンと、水分量が増えていくんですよね。
ずぶ濡れからの、それを蹴散らすほどの圧倒的な熱量、炎上、という構成です。このCDはどちらかというと何度も何度も聴いて好きになっていくイメージですね。
まずはご自身で試聴のほどをお願いします。
5th『熱愛(REDHOT)SAGA』
オトメイト×Rejetで発売されたゲーム版のテーマソングとなったのがこちら。
1・2枚目のテイストが戻っています。
しかしこちらのCDの帯が最高にひどくて(褒めている)「オトナを 震撼させる、秘密の合体(パンゲア)、起こそう………―――!!!!」(!でメンバーを表しています)とかいう、アイドルにあるまじき歌詞の引用。
デュエットはアトム・ルイ、エル・アールに戻っておりますが、アトム・ルイは同じ組み合わせで歌っていた系統の集大成というか、久々に組んだらパワーアップしていたよ! という雰囲気ですが、特筆すべきはエル・アールの『君とFARAWAY』。
今までの二人の曲は恋する乙女が歌う、キラキラソングだったのですが、今回は真逆に走る逃避行ソングです。
そして4人の歌う『MyFirstLove』はゲームのEDソングでもありました。やさしく淡いバラードです。
どうぞ、試聴からご確認くださいね。
6th『Bingo!!!!』
冬に発売された、寒さをとろかすふわふわあまいテイストの曲たちです。合いの手を入れやすい表題曲はRejet Fesで歌われたこともありましたがすごくかわいかったです。
デュエットはアトム・アール、ルイ・エルの組み合わせ。2曲目のアトム・アールによる『ZIG★ZAG』はラップパートから導入する珍しい曲調でしょうか。
4曲目は少し切なめのなめらかなポップバラードで、ピアノの高音がまるでゲレンデのようですよ。
この時期にぴったりの試聴になります、どうぞどうぞ。
ここまでがBESTアルバムの2枚目に収録されています。
余談ですがBESTアルバム2からジャケットイラストがキリシマ先生ではなく、Rejetのほうで手掛けられていますが、こちらはこちらですごく素敵なイラストも多く、ありがたいばかりです。
MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 2」(アトム・ルイver)
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV:KENN),野村アール(CV:鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet株式会社
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: CD
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MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 2」(エル・アールver)
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV:KENN),野村アール(CV:鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet株式会社
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: CD
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2は別Verのジャケットもあったのでぺたり。
7th『UFO』
聴けば一発で分かるオマージュ作品。
あの圧倒的国民アイドルソングを彷彿とさせるデジタルロックに乗せた、銀河の果てまでKissを届けるアイドルにぴったりな歌詞を歌い上げます。
デュエットはアトム・ルイ、エル・アール。今回はアトム・ルイががらりと曲調を変え、とろりと甘い乙女チックな曲になっています。エル・アールもハードテイストな曲で、天然双子ちゃんのイメージの殻をまたも脱ぎ捨てます。
4曲目はなんと、盆踊りの振り付けまでついた『星祭り~ラララのまーじなる音頭~』。
池袋の夏祭りで踊られたりと、大活躍な一曲。こちらの振り付けはアニメでも振り付けを担当してくださった横尾瑠尉先生が講座動画まで務めてくださっています。
視聴に加えてまーじなる音頭の振り付けもご覧ください。
ちなみにるいせんせーはうたプリ・ツキウタ関連でも振り付けされてるのでご存知の方も多いかもしれませんね。
8th『Yo-Ho!!』
こちらも聴いたことのあるメロディから始まる一曲ですが、AGFで設定したRejetのテーマ「海賊」に合わせて作られたものです。知ってるメロから転じてポップロックになっていく疾走感。
デュエットはアトム・エル、ルイ・アール。特筆すべきなのはルイ・アールによる『もぅまんたい』でしょうか。個人的にチャイナ系の曲が欲しいと思っていたところで発表されてテンションが上がった曲です。とてもかわいいですよ!
4曲目は『MIRACLE WORLD』で、これは1曲目の航海の先に見つけた世界、というイメージですね。
スピード感あふれる試聴、ご用意しております。
9th『Ⅳ(for) AILE』
ここにきて「4」と「for」をかける曲が!
ラグポ・ユニコも曲が出そろって、ある意味での集大成的一枚です。そのため、表題よりも『愛❤相感図』のほうがキャッチーなデジタルロックとして仕上がっています。
デュエットはアトム・アール、ルイ・エルの振り分けで、アトム・アールの『未明犯』が二人で歌った中では一番大人っぽいというか、秘密を感じさせる曲に仕上がっています。対してルイ・エルの『To be Loved』は二人の歌唱力を最大限に尽くしたパウダリースノーのような滑らかなバラードです。
もうお分かりかとは思いますが、試聴、聴いてください。
ここまでがBESTアルバムの3枚目に収録されています。
MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 3」 アトム・ルイver
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV:KENN),野村アール(CV.鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: CD
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MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 3」 エル・アールver
- アーティスト: 桐原アトム(CV:増田俊樹),藍羽ルイ(CV:高橋直純),野村エル(CV:KENN),野村アール(CV.鈴木裕斗)
- 出版社/メーカー: Rejet
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: CD
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マジ4はピタドルの中でも「銀河の果てまでKissを届ける」をキャッチコピーにしているため、常に前向きで励ましてくれるような曲が多いですし、Chu★というリップ音もたくさん入っています。どんな曲も一生懸命歌って我々に届けてくれる4人が、本当に素晴らしいなと私は思います。
アツかったり激しかったり甘かったり優しかったり、現在、マジ4のCDとしては42曲が発表されていますので、きっとお好きな一曲が見つかるはず。試聴で気になったものだけmp3のDL購入も可能ですし、BESTアルバムも3000円(税別)で14曲入りなのでとてもお得です。Rejetは大きめのレンタルショップであればレンタルも出来ます。まずはそこからでも構いませんので是非、FULLサイズの曲を聴いてみてください。
次はラグポ・ユニコ・シャッフル……とあるので、いくらか書いていけたらいいなと思っております。